車の購入を考える際、「頭金」を用意するかどうかで迷う方も多いです。
頭金は支払っておくとローンの審査に通りやすくなったり、支払総額を減らしたりできます。
しかし手元にまとまった現金がなければ、頭金の用意は難しいですよね。
本記事では車購入時の頭金に関して、「頭金は用意したほうがいい?」「頭金はいくら必要?」「頭金なしで車には乗れないの?」という疑問にお答えしていきます。
「車は欲しいけどまとまったお金の用意は厳しい…」という方は、車のサブスク(カーリース)がおすすめ。
初期費用なしで車に乗れて人気が高まっているサービスのため、徹底比較したカーリースを分かりやすく紹介します。
車の頭金に関するすべての疑問を解決するよう導くので、ぜひ最後まで読んでみてくださいね。
頭金のためのまとまった軍資金を用意するなら、今の車を最高値で売ることが最もおすすめです。
車を購入する際の頭金をたくさん用意するほど、カーローンの金利が優遇されてトータルの支払いを安くおさえることができます。
車を出来るだけ高く売るなら、複数社の査定を一括で査定できる『一括査定』がおすすめ。
一括査定とは、車の情報を一度入力するだけで複数の会社へ査定申し込みができるサービスです。
ベストな買取会社を手間なく見つけられる一方で、複数の会社が査定を行うため利用者からは「査定依頼後の営業電話が多かった」との声も。
しかしカーセンサーなら電話対応1社のみのオークション形式を選べるため、営業電話を大幅に減らせます。
画像引用元:カーセンサー公式HP
またカーセンサーでは提携社数700以上 ※2023年9月時点の中から最大30社へ一括で査定依頼が可能です。
複数の査定の中から一番高く売れる買取店を見つけることができます。
更に同時審査なので比較しやすく、合い見積もりによる価格競争によってディーラーでの下取りよりも高い査定価格を狙えるメリットも。
車は使用感が少ないほど高く売れやすく、現在は半導体不足により中古車買取のニーズも高まっているタイミングです。
今ある車を少しでも高く売って乗り換えの頭金にあてたい方は、ぜひ今すぐカーセンサーで一括査定を依頼してみましょう。
▼カーセンサーについては以下記事で詳しく紹介しています。
▼その他の一括査定サイトは以下のページでも紹介しています。
車購入時の頭金とは?
頭金とは、カーローンでの支払いを選択して車を購入した際に最初に支払うお金のことです。
ある程度まとまった頭金を払うことでカーローンの借入総額が減るため、その分利息も少なくて済みます。
頭金は必ず必要というわけではなく、頭金なしでカーローンに申し込むことも可能です。
ただしその分借入額が多くなるため、審査が厳しくなる面も。
頭金の要不要はご自身の車にかけられる予算感と照らし合わせて検討しましょう。
車の頭金、平均・相場はいくら?
頭金の計算は車両本体価格によって変わってくるため、「平均金額」というものはありません。
頭金は車両本体価格の20%~30%程度が相場です。
車両本体価格 | 頭金の相場 |
100万円 | 20~30万円 |
150万円 | 30~45万円 |
200万円 | 40~60万円 |
300万円 | 60~90万円 |
もちろん手持ちの現金に余裕のある方はもう少し支払っても大丈夫ですし、現金に余裕がなければ1万円からでも金額設定できます。
ただし頭金の下限額が金融機関によって設定されている場合、車両本体価格の10%以上の金額しか頭金と認められないケースも。
頭金を用意するなら、最低でも車両本体価格の20%~30%を目安に用意しておくと安心です。
車の頭金、用意はいつまでに必要?支払うタイミングは?
頭金の支払時期に明確な決まりはありませんが、一般的には2回に分けて支払います。
契約時に手付金として一部を支払い、納車時に残額を支払うのが通常です。
支払いのタイミングは販売店へ事前の確認が必要ですが、頭金を支払う意思があるなら契約時までには頭金を準備しておいたほうが良いでしょう。
【振り込み?クレジットは可能?】車の頭金、支払い方は?
車の頭金の支払い方法は、現金・振り込み・クレジットカード払いなど様々です。
振り込みよりもカードのほうが早く決済できるというメリットはありますが、限度額によっては頭金全額が支払えないケースも。
どの支払い方法を取り扱っているのか、併用払いが可能かなどは販売店によっても異なります。
頭金の支払い方法については、購入する販売店へ事前に確認しましょう。
【250万円の場合】カーローンの計算には頭金の有無が必須
カーローンの借入金額の計算には、頭金の有無が必須です。
例えば250万円の車両を購入するとしたら、頭金の平均相場は50万円(車両本体価格の20%)~75万円(車両本体価格の30%)となります。
頭金を50万円~75万円で用意した場合、月々の支払額と返済総額の違いは以下の通りです。
※金利:5%
※5年完済ローンの場合
頭金なし(フルローン) | 頭金50万(車両本体価格の2割) | 頭金75万円(車両本体価格の3割) | |
月々の支払い | 47,178円 | 37,742円 | 33,024円 |
返済総額 | 2,830,638円 | 2,264,509円 | 1,981,444円 |
頭金込みの返済額 | 2,830,638円 |
2,764,509円 | 2,731,444円 |
頭金の用意が全く無い場合と車両本体価格の30%の頭金を支払った場合では、返済総額に10万円程度の差が生じています。
頭金は支払ったほうが返済総額にも余裕は出ますが、まとまった現金の用意はなかなか難しいものです。
車購入後の維持費についても考えておきたい!という方はこちらもチェックしてみてください↓
車の維持費を節約できる方法7選!維持費の月間・年間シミュレーションも車種別に比較
車の頭金を用意するメリット・デメリット
ここからは頭金を用意するメリット・デメリットをそれぞれ解説していきます。
頭金は用意できればメリットのほうが多く生まれるものですが、デメリットもあるもの。
頭金を支払うかどうかで迷っている方は、ぜひ参考にしてみてくださいね。
車の頭金を用意するメリット4つ
頭金を用意するメリットは以下の通り。
- カーローンの借入額を下げられる
- カーローンの審査が有利になる可能性もある
- 月々の支払額を下げられる
- 同じ借入額でもワンランク上の車に乗れる
頭金を最初に支払う分ローンの借入総額が少なくなり、それだけローン審査に通りやすくなります。
また頭金を支払うことによって、同じ借入額でももう少し価格帯の高い車を購入することもできるでしょう。
車の頭金を用意するデメリット4つ
頭金を用意することで起こりうるデメリットは以下の通り。
- まとまった金額の用意が必要になる
- 手元の現金が一気になくなる
- 支払いの手間が増える
- 頭金の用意ができるまで車が買えない
車の頭金は決して安い金額ではありません。
まとまった金額を用意するには相当準備が必要ですし、無理に用意しようとして手元に現金がなくなってしまうケースもあります。
月々の支払いが車のローンのみという方は少ないと思いますが、車だけにそこまでお金を割いてしまうと他の支払い等に影響も出てくるはずです。
【要注意】頭金がないと車を購入できない場合もある
頭金は必須というわけではないものの、用意できないとカーローンを組めないケースもあります。
頭金を用意する時間がない方はフルローン(頭金なし)での購入を検討することでしょう。
以下で挙げる例では必ず頭金が必要になってきますので、フルローンでの車購入をお考えの方は一度目を通しておいてくださいね。
ケース1.カーローンの借入可能額より本体価格のほうが高い
借入可能額が車両本体価格に満たない場合、不足分を頭金として先に支払わなければいけません。
カーローンの借入可能額は、年収・勤続年数など様々な項目から支払い能力を判断して決定されます。
例えば300万円の車を購入したいものの借入可能額が250万円までだった場合、差分額の50万円は頭金として支払う必要があるのです。
ケース2.他の債務や延滞履歴があると審査に通りにくい
カーローンの審査では他の借入の有無や、過去の返済履歴等もチェックされます。
そのため既に多額の借入をしている場合や、過去に延滞などを繰り返している場合には審査に通りにくいです。
懸念が少しでもある方はできるだけ頭金を多めに用意し、借入希望額を低めに設定したほうが得策と言えるでしょう。
【頭金なしでOK】金額の用意が難しい方へ
頭金の用意がどうしても難しい場合、カーリースサービスを利用するという選択肢もあります。
カーリース(車のサブスク)は、月額制で車に乗れるサービスのこと。
カーリースの利用は頭金不要、初期費用0円で新車に乗ることができるのです。
ここからは当サイトおすすめのカーリースサービスを2つ、ご紹介していきます。
「頭金の用意は厳しい、でも新車に乗りたい!」という方は、カーリースの利用も視野に入れて検討しましょう。
▼「カーリースなぜ頭金なしでいいの?」という方はこちらをご覧ください。
>>カーリースで頭金は必要?頭金あり・頭金なしの疑問をカーローンやボーナス払い含め解消!
▼「カーリースについてもっと詳しく知りたい!」という方は、以下記事もご参照ください。
>>【安い?高い?】車のサブスクのメリット・デメリットを購入と比較!厳選したおすすめのサブスクサービスも紹介
>>カーリースはおすすめしない?サービスの実態や人気カーリースランキングをご紹介!
おすすめカーリースサービス①KINTO
画像引用元:KINTO公式サイト
「KINTO」はトヨタの新車に乗れるカーリースサービス。
「車のサブスク」という概念をいち早く提唱しサービスを開始した会社で、カーリースサービスの中でも信頼・人気はNo.1!
初期費用0円でトヨタの新車に乗れるとあって、今大人気のサービスです。
どのプランを選んでも月額の中には保険料・車検費用込み!
もちろんメンテナンスは全てトヨタの正規ディーラーに任せられますし、メンテナンス費用も月額の中に含まれているので急な出費の心配は不要です!
KINTOの公式サイトには、車を購入した場合と比べて月々の支払額がどれだけ安くできるかシミュレーションできるフォームもあります。
どれだけお得に新車に乗れるのか、一度調べてみてくださいね!
▼KINTOの実際の評判に関しては、以下記事にて詳しくまとめています。
>>KINTO(キント)の評判・口コミってどうなの?利用した25人に聞きました!
▼「KINTOで乗れる車種は何があるのか知りたい!」という方は、以下記事もぜひ参考にしてみてください。
>>KINTOの車種一覧を月額最安値とともにご紹介!KINTOが若者に選ばれる4つの理由とは?
おすすめカーリースサービス②定額カルモくん
画像引用元:定額カルモくん公式サイト
「定額カルモくん」なら月額最安値はなんと1万円台~!
自宅まで納車してくれるので、車が手元に来るまでの全ての手続がオンラインで完結します。
月々プラス500円で付けられる「乗り放題オプション」を選択すると、契約満了後には車をもらえるプランも!
またトヨタ・日産・ホンダ・マツダなど複数の正規ディーラー車を取り扱っているため、選べる車種も豊富です。
軽自動車も豊富にラインナップされているところも魅力的ですね!
プランの内容も多種多様に用意されているので、「とにかく月額を安く済ませて車に乗りたい!」という方にはピッタリのカーリースサービスです。
▼定額カルモくんの実際の評判に関しては、以下記事で詳しくご紹介しています。
>>おトクにマイカー定額カルモくんの評判・口コミは?審査が厳しいって本当?
車の頭金は今後の生活を見通して考えよう
車購入時の頭金は車のことだけではなく、今後の生活のことも考えながら有無を考えましょう。
頭金は支払ったほうがメリットもありますが、用意するまでにデメリットもあります。
頭金を用意したために今後の生活に支障が出てしまう、なんてことはないように計画立てて検討するべきです。
頭金不要・初期費用0円のカーリースの利用を視野にいれることで、車の持ち方の選択肢は格段に広がります。
「車を持ちたい、でも初期費用の用立てが難しい…。」
そんなときはおすすめのカーリースを活用して、初期費用はもちろん維持費の削減も狙いましょう!